塗装によって見た目や出来が変わります。
こちらではそれぞれの塗装についてご説明させていただきます。
【本漆】
うるしの木から採取される天然素材のことで艶、色合い、光沢、すべてにおいて最高級品に仕上がります。
本漆は湿気硬化型のため温度と湿度を調整する「室」で乾燥させて仕上げます。
酸、アルカリどちらにも強いですが、紫外線(日光)には弱いといった特徴があります。
【ウレタン塗装】硬化
ウレタン系樹脂を原料とする塗料全般のことをそう呼びます。
素材への密着性が高く、価格もお手頃のため万能塗料とも言われます。
ウレタン塗装をすると、光沢がでて高級感のある仕上がり、色のバリエーションも多く、漆などと比べると硬化速度が速いです。
ただしシリコン塗料などに比べれば耐久性が低く、耐久年数は約6~10年ほどです。
【カシュー漆】
カシュー漆とはカシューナッツから抽出した成分を原料とする塗料のことを指します。
光沢が美しく、仕上がりが最も漆に近いと言われています。
スプレー塗装が可能でざまざまな用途に使用が可能で漆に比べて乾燥が早く
耐水性、耐熱性、耐油性、耐溶液性に優れていますが、総合的な耐久性は漆のほうが良いです。